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ゲームストレージ

ゲームを追加する前に、KNULLIにおけるデータストレージの構造を理解しておくことをお勧めします。これは、特に他のカスタムファームウェア(CFW)の使用経験があり、データを移行したい場合に役立ちます。

/userdata フォルダ

KNULLIは、シングルまたはデュアルSDカードの構成をサポートしています。内部的には、KNULLIは全てのデータ(ゲーム、スクリーンショット、ベゼル、セーブデータ、設定、テーマなど)が保存される/userdataフォルダがあり、このフォルダは常にプライマリ(1枚目)のSDカードのSHAREフォルダを指します。デュアルSDカード構成の場合、/userdataセカンダリ(2枚目)のSDカードのメインパーティションを指します。

そのため、SD1とSD2のSHAREパーティションを同時に使用することはできません/userdataに1度にマウントできるのは1枚のみです。SMBネットワーク転送またはMTP経由でストレージにアクセスすると、/userdataフォルダには1つSHAREパーティションのみを指します。したがって、デュアルSDカード構成で運用している場合、内部のSHAREパーティションはKNULLIで使用されず、ネットワーク転送またはMTP経由でもアクセスできません。

内部および外部ストレージ

シングルSDカード構成とデュアルSDカード構成の切り替えは、2枚目のSDカードの使用セクションの手順に従って行うことができます。基本的には、KNULLIにどのドライブ/パーティションを/userdataが指すべきかを指示するだけです。

Linuxにおけるマウントについて

Windowsユーザーはご存じないかもしれませんが: Linuxにおいては、ドライブに"ドライブレター"は付けられません。その代わり、Linuxは各ドライブをフォルダにマウントします。Linuxファイルシステムはドライブレターを全く認識せず、/を"root"とするたった1つのファイルツリーのみで構成されます。全てのフォルダは"/"のサブフォルダです。

/は、Windowsマシン上のC:\とほぼ同等だと想像してみてください。USBメモリを接続すると、D:\ではなく、C:\ドライブの下にフォルダーとして表示されることを想像してください。例えば、C:\media\my-usb-stick\のような形です。

KNULLIはLinuxなので、Linuxファイルシステムを使用します。より具体的には、KNULLIは常に/userdata(繰り返しますが、おおよそC:\userdataに相当)が必要で、全てのデータ(ゲーム、テーマ、セーブデータその他)が格納されていることを想定しています。ただし、/userdataはマウントポイントでもあります内部外部を切り替えることで、次の起動時にどこを指すべきなのかをKNULLIに指示します。つまり、/userdataに内部のSHAREパーティションをマウントする2枚目のSDカードをマウントするかです。

KNULLIは全てのデータが/userdataにあることを前提としており、定義済みのフォルダ構造のデータ(ゲーム、テーマ、その他)は検索されません。これが、2枚のSDカードを同時にゲームの保存場所として使用できない理由です。

データ用の事前定義済みフォルダ

/userdataフォルダには、ゲームやその他のファイルを保存できるサブフォルダがあります。初回インストール後、KNULLIはこれらのフォルダを全て自動的に生成し、ファイルを保存します。特に重要なフォルダは以下のとおりです。:

  • /userdata (プライマリSDカードのSHAREパーティション、またはセカンダリSDカードのメインパーティションのいずれかに対応します)
    • /bios BIOSを保存するフォルダ
    • /cheats チートを保存するフォルダ
    • /decorations ベゼル/装飾を保存するフォルダ
    • /music EmulationStationでBGMとして再生するMP3ファイルやOGGファイルを保存するフォルダ(サンプリングレートは44100Hz、ビットレートは256kb/sまで)
    • /roms ゲームを保存するフォルダ。フォルダ内には、サポートされているすべてのシステム用のサブフォルダがあります。ゲームファイルを、各システムのフォルダに配置するだけです。
      • /snes SNESのゲームを保存するフォルダ
      • /gb GBのゲームを保存するフォルダ
      • /ports Ports(PortMasterを含む)を保存するフォルダ
      • ...
    • /saves セーブデータとコアのセーブステートを保存するフォルダ
    • /screenshots スクリーンショットを保存するフォルダ
    • /system 設定を保存するフォルダ。何をしているのか完全に理解している場合を除き、ここの内容を一切変更しないでください。ただし、このフォルダをバックアップに含めるのは問題ありません。このフォルダはLinuxのホームディレクトリ($HOME, ~)とみなされます。
    • /theme-customizations テーマのカスタマイズ内容を保存するフォルダ
    • /themes テーマを保存するフォルダ

ゲーム用のフォルダ

KNULLIは、romsフォルダのサブフォルダ内のゲームのみをスキャンします。それ以外の場所に保存されているゲームは認識されません。ゲームを保存するフォルダがわからない場合は、Batocera Wikiを参照することを強くお勧めします。

KNULLIは大文字と小文字を区別します

KNULLIは、大文字と小文字を区別するLinuxシステムです。そのため、フォルダ名を変更したり、他のシステムやデバイスからフォルダを移行したりする際には、大文字と小文字に注意してください。